mixi engineer blog

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M@c Proをラックマウントしたお話

※こちらの記事は過去のブログから転載したものです。

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こんにちは。XFLAG™ スタジオの三沢です。
普段はデータセンターに籠ってあんな事やこんな事をして汗水流しております。
弊社ではiOSのビルド環境をM@c miniやM@c Proを使い構築しています。

 

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美しいですねー。
今回は弊社でのM@c Proのラックマウント方法をご紹介しようと思います。

ラックマウント方法を検討してみよう

データセンターでは19インチの標準的なラックを利用しております。
探してみると19インチラックで使えるM@c Pro用のマウントキットが幾つか市販されているようです。


SONNET RackMac Proや、 H-Squared MP Rackなどがありました。
ラックへの搭載効率を考えると4U2台搭載のRackMac Proより、6U6台搭載のMP Rackのようなタイプの方が良さそうです。

 

当初、ラックマウントキットを購入し搭載する方向で考えていましたが、
残念ながら弊社と取引のある代理店などでの取り扱いが無く、MP Rackを模して自作しようかなと考えました。

 

が、上司より、

「自作するならそのままぽいっと置いとけばいいんじゃね? 

とのお言葉を頂いたため、
じゃあぽいっと置いて紐で縛って置こうかー
という方向になりました。

ラックにマウントしてみよう

と言うことで、
縛って。

 

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縛って縛って。

 

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ラックに棚板付けて、置きましたっ!

 

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おっと、順序を間違えて先に縛ってしまいました。てへ('e')
美しいM@c Proが縛られる事により更に美しくなりましたね。

 

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底面に耐震マットを貼り棚板に乗せています。
耐震マットはなかなか強力で、結構な力が掛からないと倒れたりする事はなさそうです。

 

更に進化

あ、耐震より免震のが良いんじゃあ?
M@c Proの免震?ラッキングを考案。

 

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免震になっているかは微妙です。。。
だが美しい。

 

最終形態

即席なので紐の耐久性など不安があるため、最終的にはこんな感じになりました。

 

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念のため転倒の可能性を考慮し上部を紐で吊っています。


M@c Proを立てて6U+棚板×2枚で2Uの8Uのスペースに6台のM@c Proが搭載できる仕様です。棚板を使っている分MP Rackには劣りますが、RackMac Proよりは効率的にラックを使えそうです。
※写真ではM@c Proと上部の棚板との間隔を空けていますが詰めれば、、、

 

まぁ、どんなに美しくセットしても。

 

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暖気の回り込みを防ぐためにフロントパネルを付けてしまうので、見えなくなってしまうのですけどね、、、残念。

 

まとめ

さて、如何でしたでしょうか。
今回はできませんでしたが、今後エアフローの効率を上げる工夫などしたいなと考えております。M@c Proのラックマウント方法を検討中や、マウントキット買う予算無いよ、という方々の参考になりましたら幸いです。さらなるスタイリッシュなマウント方法などを考案されたら教えて頂けると嬉しいです。


次回は、紐技術の習得についてお話したいと思います。お楽しみに。


※なお、今回使用した紐は自前です('e')