mixi engineer blog

*** 引っ越しました。最新の情報はこちら → https://medium.com/mixi-developers *** ミクシィ・グループで、実際に開発に携わっているエンジニア達が執筆している公式ブログです。様々なサービスの開発や運用を行っていく際に得た技術情報から採用情報まで、有益な情報を幅広く取り扱っています。

理想の開発環境

たんぽぽグループの森本です。

一日の半分近くを机に座ってすごすエンジニアにとって、快適な開発環境は切実な問題です。
外界からうけるストレスを極力排除し、効率よくフロー状態にはいることと、フロー状態を長く維持することはとても重要です。
お前は今までに購入したキーボードの数をおぼえているのか?と突っ込まれてもしかたが無いキーボード遍歴を重ねましたが、KINESISに出会い
キーボードに関してはまぁまぁ満足することができました。
机・椅子・マウス・ディスプレイとまだまだ欲望は果てしないのですが、今回のミクシィ本社の引越しに伴い、エンジニアの机と椅子にオカムラ社のクルーズ&アトラスが選定され、机と椅子に関してもかなりの満足度を得ることができたので自慢報告します。

クルーズ&アトラスの御紹介

クルーズ&アトラスはオカムラ社が販売している低座・後傾姿勢を特徴としたパーソナルワークステーションです。

2006年にサイボウズラボに導入され、ものすごく羨ましかったのを覚えています。
あれから5年、自分の机と椅子がクルーズ&アトラスになり夢のようです。
引越しでいろいろと費用がかさむ中、クルーズ&アトラスの購入をOKしていただいた経営陣の英断には非常に感謝しております。
他のいろいろな面でもそうなのですが社員・エンジニアを大切にしてくれているというのを感じる時が多くて感謝することしきりです。

オフィス全景です。クルーズ&アトラスがずらーと並ぶ姿は壮観です。


全体はこんな感じです。

椅子です。

かなり低座です。

後傾具合はバロンと同じです。

これは肘掛けではなくて立ち上がる時に手をつくものです。

机です。

上下します。

傾きます。

机に体を合わせるのではなくて、机が体に合わせてくれる。
この考えがすばらしいです。

肘掛けではなく机に肘を置きます。

低座なのもあり足は前に投げ出します。
パーティションで塞がれていますが奥行きが結構あるので問題ありません。

ディスプレイアーム

奥行きがあるので、そのままディスプレイを置くと距離がありすぎるのでディスプレイアームを使用して前に持ってきます。
着座姿勢が後傾姿勢なので、顔が若干上を向きます。

この姿勢でまっすぐ前を見た高さにディスプレイを調整しています。
ディスプレイの下が空くので、本などはディスプレイの後ろに置いています

天井の照明が気になる

オプションでパーティションに取り付けるパネルも設定してもらいました。

当初はこれでも全然問題なかったのですが、慣れてくると視線の端に見える照明も気になりだしてきました。

布を張ってみる

パネルの横から見える照明を遮るために布をはってみました。
地味でわりと似た感じの色にしたので違和感はありません。

葉っぱ

人間の欲望は果てしないもので、今度は真上の照明が気になるようになってしまいました。 そこでNAVERにいる知人に教えてもらった葉っぱを導入することにしました。 NAVERでの使用風景 これが効果絶大でした。天井の照明が気にならない上になんとなくリゾートっぽい雰囲気と柔らかい緑の光でものすごくリラックスできます。

腰当て

アトラスの調整は自由度が高いのですが完全にフィットとはいきませんでした。
設定を越えて後傾しようとすると腰の部分が空いてしまうので腰当てを導入しました。

ヘッドレスト

ヘッドレストは高さ・傾きと調整可能です。
調整可能ではあるのですがロックできないために、頭をもたれさせていると徐々に後ろに倒れていってしまいます。
これを解消するために一番後ろに倒したときにちょうどよくなるようにクッションをかぶせてみました。

足置き

さらなる後傾が可能となったので、さらなる低座を求めてみました。
とはいえ椅子はこれ以上下がらないので床の高さを上げるしかありません。
足の場所さえ上がれば問題ないので大きなクッションを導入しました。

ビーズクッションなので気分にあわせて高くしたり低くしたりと自由自在です。

まとめ

弘法筆を択ばずという諺が示すように、キーボードやエディタなどの開発環境にまったくこだわらないのにすごいプログラマーの人は少数ですが存在します。
しかし僕のような凡人が弘法に近づくためには少しでもよい筆が必要なのです。
引き続き快適な開発環境の構築に向けて改善を続けていきたいと思います。